第3章 独りじゃない
投稿日時 2015/03/21 22:55:35こんにちは
このウェブページでは開発者を目指す人や開発者になってこれから開発職を全うしていこうと思っている人に向けて私、おとはが思うことを綴っていこうと思います。
この記事に書いていることを鵜呑みにしたり、書いていることだけを実践しても結果を保証するものではありません。
大事なことはこれからあなたが 「どんな人になりたいか(キャリア)」 、 「何をしたいのか(ジャンル)」 、 「どこを目指すのか(目標)」 です。
それでは、 「第3章 独りじゃないよ」 についてお伝えしますね。
大事なことは最後に書いていますので順に読み進めて下さい。
開発職はたくさんの人が1つになって1つの作品を作り上げていきます
作品を世に送り出すために妥協は許されないし適当なんて許されない
これくらいの気持ちを持って1つ1つの作業にあたるのが大切です
でも、与えられている時間には限りがあり終わりがあります
と言うことは、1つの作業に使える時間に制限があるのです
先輩、上司は経験を加味して1つの作業に対して使える時間を考えて指示を出してきます
ただ、 先輩・上司共に人である以上指示間違いもありますし方向性が違ってしまうこともあります
1つの作業をしている時に特に気にしてほしい点を挙げます
- 指示内容に間違いがないか
- 自分の作業の方向性に間違いがないか
- 自分の行っている作業が時間内に終わるのか
- 持っていない知識を使って作業する必要があるか
- 作業中にトラブルが発生していないか
上記の点を指示を出す人と、指示を受けて作業する人が十分に理解して意思統一しておくことで1つの作業に使える時間を超えることはそんなにありません
報告・連絡・相談 と言うことがあるようにこの 報・連・相 をしっかりできるかどうかが重要です
新人の子は報 ・連 ・相が出来ないというのは良く聞く話です
言ってしまえばどんなタイミングで報・連・相をしてよいかわからないからです
それではどうするかと言えば上の点を考えて作業を進めてどんな小さなことでも疑問に思うようにすることです
報告・連絡・相談の仕方は 口頭でも 、 メールでも 、 付箋等によるアナログ でもなんでも良いのであの手この手の最善を尽くしてちゃんと相手に理解してもらうまで伝えることです
努力せずに時間だけ過ぎた場合は怒られますよ
指示内容に間違いがないか
自分の作業の方向性に間違いがないか
この2つに関しては 簡単な設計図や作業のフローを作成することが大事 になる
「この順番で作業するけど問題ないか」って言うのをお互いに確認するのです。
この段階で時間を使いすぎるのは駄目なので指示者とよく相談を。
自分の行っている作業が時間内に終わるのか
持っていない知識を使って作業する必要があるか
設計図や作業フローを考えている時点である程度は具体的にどのように手を動かすかは分かってきます。
そうなると、自分の知識の中で実現できるかどうかが分かります
知識が足りないなら足りないことを報告する 、もし知識があっても 与えられた時間内に実行出来るかを計算して間に合わない可能性を相談する
ちなみに ギリギリの時間計算は絶対せず、経験が浅いなら2倍~3倍くらいの時間が掛かると考える べきだ
作業中にトラブルが発生していないか
受けていた指示、最初の設計では正しく作業が遂行できないなどのトラブルはあります
トラブルと言えば プログラマなら書いたコードのバグによるもの もそうだし、 デザイナーならデータサイズやら表示の問題など様々ある だろう
その問題を自分で解決するのも重要だが 特に経験不足の人は直し方が分かっていても分からなくてもすぐに指示者に相談しておいた方が良い
直し方、対処方法が分かればその方法を伝えてから作業に当たるのが良くてもっと違う簡単な直し方を教えてもらえる可能性もあるからね
さて、 開発職 って つらい職業 って イメージは誰しもあるか と思います
今でもブラック企業はあって、社員がどんどん入れ替わる企業だって多いです
私の会社もそれとなく社員の入れ替わりはありますがブラックではないですよ
(ちゃんと出るもの出てますから)
ちゃんとした企業での開発部だったとしても納期ってあります
納期に間に合わせるためにあの手この手で対応をしていきます
1日に用意されている時間は固定であり24時間しかありません。
一般的には8時間が基本的な就業時間です
開発職はトラブルが発生することは多々ありますので8時間と言う時間だけで足りない日も出てきます。
そうなれば残業が発生してプライベートの時間が少なくなります
場合によっては深夜残業となり睡眠時間を削ることも出てきます
私も朝5時帰りを何度もしたことがありますし、連続で深夜3時超えの帰宅で通常出社もしたことがあります。
眠れないこともつらいけど、製品を作り上げる責任に、最終的に届くユーザーの事を考えたら妥協なんて出来ないから気の使う作業が常に続きます
体調不良は絶対にあり無理してがっつり体調を崩したら開発に出る影響は計り知れない
私も2週間、プロジェクトの中間くらい休んだことはあるがダメージが大きかったと思われる
自分の体は自分でしかわからない
無理しているかどうかも誰にもわからない
他者から明らかに変だと分かるような状態になるまで放置するのはだめ
つらいままだらだらと作業をしてミスを連発するくらいならすっきりするまで休みなさい。
体調の悪い人に頑張れって言う人のいる会社ならそんなの名前だけの会社でいるだけ無駄、成長もさせてもらえないし、自分にとって何のためにもならない
「出来ないこと難しいことなど困難に対しすべて独りで努力するのではなく
困難に対して誰かに相談してアドバイスを受けつつ限られた時間内に
達成していくことが一番大切なのである」
一度クリアした難題に対処できる武器さえ持てば何度でも戦える知識・ノウハウとなるのです。
「会社は人を成長させるためにあり人と共に成長していくものである」
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