開発ノウハウ・技術集
投稿日時 2015/12/06 20:27:26いらっしゃませぇ~
おとは~どぅぇぁの社 へようこそ(ノ)゚∀゚(ヾ)
ノウハウ・技術編と言うことで、実際におとはが考えて行動して開発してみて感じた事やあれこれの良いところ悪いところ、気にするところ、注意点など色々ご紹介していこうかと思います。
まずは、箇条書きではありますが良く感じる基本的なところを書いておきますのでしっかり身に着けておきましょう
ハードウェア開発の基本
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各種電子部品の基本的な特性は抑えておく
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電子部品を選ぶときに商品説明を読んで理解できるようにしておこう
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電子部品にも癖はあるので値段によっては十分に調べてから買おう
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電子部品は大事に扱おう
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電子部品は部品同士をはんだ付けしていくので熱の加え過ぎに注意だ
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ピン数が多いICとか小物は簡単に足が壊れるのでそっと扱おう
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水晶発振子とか振動する系は特に衝撃に注意だ
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配線は短く済ませるように心がける
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ブレッドボードなどで開発する時は特に導線の長さに注意する
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周波数の高いICではクロック単位の間隔がせまいので導線を長くし過ぎないようにすることで遅延対策をしよう
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求められる速度によってはブレッドボードはなくユニバーサル基板でも良いので短く配線しよう
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電子部品も導線も消耗品だ
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電子部品も消耗品だし導線も消耗品ですので摩耗には注意です
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断線・接触不良の導線を使ってしまうと思わぬところでトラブルになりますので再利用時は極力導通チェックをしよう
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はんだ付けを過信しない
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特に1mm満たないピンのはんだ付けは見た目通りに接触しているかなんてわからないので極力導通チェックをしてから開発しよう
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トラブルが発生したときは接触不良も疑おう
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ノイズが少ない環境で開発しよう
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ACアダプターやUSBなど簡単に電気が手に入る分、どちらもノイズがびっしりなので影響を受けないようにコンデンサなど対策しよう
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人の体にも電気が微量ながら流れているのでタッチノイズも動作不良にさせてしまうことがあるので触れるときも注意しよう
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絶対にやってはいけないのは静電気なので特に冬場は静電気対策をしっかりしておこう
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(予算によるが)色んな部品を試した方が発見がある
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部品も格安から超高級まで多種多様なので色々試してみた方が発見がありますし品質向上もできます。
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値段が高ければ品質が良いとしても開発製品に合致するとは限らないのでこれも試していくしかない
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ソフトウェア開発の基本
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機能調査
- マニュアルを見て目的が果たせるか調べる
- サンプルプログラムを実行してテストする
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テスト実装
- 実際に開発している環境へ組み込みしてテストを行う
- テスト実装の時点ではハードコーディング・直値が多くなっても良いので速度優先とする
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本実装
- 機能が複雑になるほど外部からの入力を受けて処理を変更できるような臨機応変に動作する処理にして本実装を行っていく
- 他人に説明がしやすい、引継ぎしやすいコーディングを優先して実装速度に気を取られてわかりにくくならないように気を付ける
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コーディングルール
- 一人で作業する場合は特に気にする必要もなのだがルールを決めて作業する方が奇麗なコードが書ける
- 変数の型も標準のを利用するよりは独自に定義しておいた方が他プラットフォームへの移植も楽にできる
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コード整理
- 機能によってまとめられるものは順次まとめていく
- 同じようなコードはメンテナンス性も悪いので管理しやすく整理しよう
- 随時、実装を進めながら処理の挙動を変えないようにしつつ、煩雑化したコード、複雑になったコードなど少しずつ整理して簡潔なコードに修正していく(リファクタリング)
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オブジェクト指向
- マイコンプログラムでも最近はC++言語の利用も可能なのでオブジェクト指向のプログラミングを使用
- 守りたい変数があったり、異なるデータを同じ処理で管理したりする場合などに非常に便利である
- コード整理もしやすく目的がわかりやすい処理に出来る
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ライブラリ化
- 良く利用する処理、特に開発プロジェクトが変わっても利用する処理はライブラリとしてまとめていく
- メインのプログラムに直接組み込みせずにライブラリプロジェクトを作成してまとめていこう
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マニュアルの作成
- 大きなものになるほど引継ぎが大変になるので少しずつマニュアルを作成して担当者が変わってもスムーズに作業が続行できるようにしていこう
- マニュアルはDoxygenのようなツールを利用してマニュアル化するのがかなり楽なのでコーディングルールもしっかり決めておく
- 複雑な処理になるほどクラス図やシーケンス図は大切なので設計の段階から仕様としてまとめておく方が実装トラブルも少なくなる
ひとまず、ざっと書いてみたけど更新は随時行っていきます。
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