WPFアプリ製作を開始するには・・・
投稿日時 2015/02/05 23:23:09ゲストさん、こんにちは
高級アプリ製作の極意 ~WPF編~ のお部屋へようこそ。
このお部屋では 第3章 の「 WPFアプリ製作を開始するには・・・ 」についてお話したいと思います。
WPFのアプリ製作を始めるためには早速、第2章でお伝えしましたVisual Studioを起動しましょう
まずは、WPF問わずの基本のお話をします
C#言語でのプログラムをしたことがあればもうご存じのことではありますが、Visual Studioは統合環境ツールなので1つのファイルを扱う、WordやExcelやPhotoshopやテキストエディタとは違います
Visual Studioでは大きく分けて4つのファイルグループを扱います
ソリューション ・・・ 色々な構成で作成されたプロジェクトをまとめる一番の親分となります。
ソリューションは子に持つ各プロジェクトに対してコンパイル(プログラムの生成処理)を実行させることができ、任意のコンパイル構成を設定することが出来ます。
子に持つプロジェクト全体をコンパイルすることを ビルド と言います。
プロジェクト ・・・ ソリューションにぶら下がる子供でソースコードやリソースなどコンパイルしたりアプリを構築するために必要なファイルを保持・管理することができます。
プロジェクトは色々な種類があり、プロジェクト構成によりC#言語以外にもC言語、C++言語、VB言語などの言語を扱うプロジェクトを作成することもできます。
ソースコード ・・・ プログラムの本体であり複数のファイルで1つのアプリを製作していきます。
小さなプロジェクトでもソースコードは複数作成してそれぞれのファイルに別々の役割を持たせて分かり易く作成していきます。
リソース ・・・ アプリのアイコンだったり、翻訳のための文字列データだったり、ツール内の画像や音声などアプリで利用する様々なファイルです。
早速、ソリューションを新規に作成しましょう
プロジェクトを持たない空っぽのソリューションを作ることも可能ですが・・・
最初に保持させたいプロジェクトを設定することから始めてソリューションを作成します。
ファイルメニューを選ぶ。
新規作成を選ぶ。
プロジェクトを選ぶ。
WPFのアプリ製作のためのプロジェクトが欲しいのでWPF アプリケーションを作成するプロジェクトを設定していきます
Visual C#を選ぶ。
WPF アプリケーションを選ぶ。
プロジェクトの名前を入力します。
名前ですが、半角英数字のみにしましょう
・・・なぜかと言えば日本語は2byteで1文字を表わしていて、1文字の中に エスケープ文字をもつと予期せぬ問題につながる という黒歴史があったので半角英数字のみと"_"アンダースコアがかなりお勧めです
プロジェクトの保存する場所を決めます。
こちらも 日本語を含むパスを設定するのはかなりお勧めしません
プロジェクトを含んだソリューションを作成すると下記のような画面になります。
プロジェクトと子に登録されているファイル達です
現在開かれているファイルでアクティブになっています。
アクティブになっているファイルが画面に表示される ようになっています。
開かれているファイルで非アクティブになっています。
クリックすればアクティブに切り替わります。
~.cs は C#言語を記述する ことができるソースファイル です。
~.xaml.cs は ~.xaml と連動する ユーザーインターフェース制御用プログラムを記述する ことが出来るソースファイル です。
デザインは実際にアプリとして表示される通りに見せてくれる便利な画面です。
XAML はHTMLやXMLの様にタグを使用して記述して ユーザーインタフェースを作成することが出来るマークアップ言語ファイル です。
出力ウィンドウはビルドを実行した際に処理結果情報を表示するためのウィンドウ
です。
エラー一覧ウィンドウは ビルド中やソースコードの記述中に見つかった問題を表示する ためのウィンドウ
です。
エラー一覧にエラーが表示されている時はエラーを修正するまでアプリを生成することができません。
これでWPFのアプリケーションを作成していくためのソリューションとプロジェクトが作成できました
ソリューションを閉じてもファイルは生成されていますのでいつでも再開ができます。
ソリューションファイルは ~.sln という拡張子のファイルです。
作業を再開したい時は~.slnファイルをダブルクリックして開きましょう
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