外部ライブラリの利用
投稿日時 2015/02/08 15:17:07ゲストさん、こんにちは
高級アプリ製作の極意 ~WPF編~のお部屋へようこそ。
このお部屋では 第10章 の「 外部ライブラリの利用 」についてお話したいと思います。
外部ライブラリの参照方法としては主に2つの方法
があります。
その2つは「
DLLを直接参照してプロジェクト全体で使用できるようにする方法
」と「
DLLから特定の関数のみを参照して利用する方法
」です。
その他、「DLLをプログラム上から実行時に動的に読込する」などもありますがより高度なので今回は割愛します。
DLLまるごと参照する
直接プログラム内で外部のDLLを指定して関数レベルで参照を行う方法を紹介します
DLLのまるごと参照を行うためには
.Net Frameworkで作成されたDLLであることが必須
です。
参照を追加した際に追加出来なければ.Net Frameworkで生成されたものではありません。
プロジェクト内ではないので外部から参照ウィンドウを使ってDLLを追加します
追加後は参照チェックをつけ忘れないようにご注意ください
参照設定が完了したらusingで名前空間を指定するかプログラムに直接書いて使用しましょう
サンプルダウンロード
このサンプルは以前、「おとは製 WPFミニアプリの紹介」でも紹介したウェブカメラを操作するアプリです
DirectX系の機能の一つDirectShowの.Net Frameworkのライブラリを使っています
関数レベルで外部DLLを参照する
直接プログラム内で外部のDLLを指定して関数レベルで参照を行う方法を紹介します
DllImportの命令を使用して参照するDLL名を指定すると共に参照したい関数を次の行に記述します
使用できる関数はC言語の関数でも利用できるところがうれしいところですね
この書き方はC#言語と言うより
C言語の書き方になりますので安全性が落ちる点はお気をつけて
使ってね
サンプルダウンロード
今回のサンプルは2年前に作成したアプリです
カテゴリー別に分けて登録してある顔文字を選んでブログなどで貼りつけるためのアプリです
おとは
の常用アプリの一つです
データバインディングを利用している点も見て頂きたいところです
高度なインターフェースを利用しているのですが、UIそれぞれの説明は次回をお楽しみに。