マイコン選び ~多種多様すぎ(汗)~
投稿日時 2015/10/28 00:40:50いらっしゃいませぇ
おとは~どぅぇぁの社 へようこそ~
今回はハードウェア開発を行っていく上で絶対必要になるプログラム制御
このプログラムを動かすためのハードウェア、MCUの私なりの選び方について書いておくよっ
MCUって何だよ!!・・・ふふ
マイクロコンピュータの略称だ
マイコンなんて略されたりもするんだけど、パソコンみたいにCPUやメモリやインターフェースがばらばらになったマザーボードがあるでっかいのとは違っててね
必要なものを1つのICチップにまとめた便利なアイテムなんだよ
だが、このMCU・・・色々まとまっている分、制限が多い
処理能力のCPUもメモリ(RAM)もプログラムが配置できるROMもI/Oも予め決められた仕様しかできなくて容量・スペックもかなり低いのだ
だからと言ってファミコン時代と違うので最近はかなり高スペック
32bitが扱えたり100MHzなんて処理能力にROMが512KBにRAMが96KBなんて増えてたりする
RAMが100KBとかふざけるなって言われそうですね・・・そこは外部のSDRAMとか使っていけば16MBとか増やせるし
ま、パソコンと比べたら雲泥の差はあるけどパソコンを作るわけじゃないしやりたいことに合わせてマイコンを選んでいけば良いと思う(なげやり)
私が最初にはまったこと
最初に何となく8bitから始めようなんて思ってArduinoに手をだした
Arduino Unoを最初に手に入れた理由はMCUが取り出し可能だからだ
Unoはこんなやつ
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【永久保証付き】Arduino Uno |
Arduino Uno R3に、スイッチサイエンスの永久保証を付けたオリジナル商品。 Arduinoマイコンボードのうち、最も標準的なモデル。Uno R3です。 Atmel社のAVR ATmega328Pを搭載 USBでパソコンに接続 USBまたはACアダプタ(汎用品)からの給電で動作 |
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価格 ¥ 2,725 | |
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MCUが取り出し可能なだけでなく、以下のような液晶画面と組み合わせればビットマップ表示もライブラリで一瞬だったりするのもありました

Adafruitからタッチ可能な液晶が出てて5千円は中々微妙な値段だけど、ライブラリが充実しているからかなり遊べるアイテムとなってたり

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Adafruit 2.8インチ TFTタッチシールド v2 |
2.8インチ、18ビットカラーでLEDバックライト内蔵のタッチパネル液晶のシールドです。組み立て済みなので、すぐに使うことができます。 画面の大きさ:2.8インチ、解像度:240x320, 18ビットカラー、ビデオRAMバッファ:ILI9341、タッチスクリーンコントローラ:STMPE610 使用するピン:13~9(映像), 8(タッチスクリーン),4(microSD)、ATMega328搭載のArduinoならどれでも動作可能、Mega,Leonardoで使用する際は一部パターンカット等の作業が必要、検出方法: 抵抗膜方式(感圧方式)、組み立て済み ※この商品はスイッチサイエンスがJANコードを割り当てています。 ※使い方や回路図、データシートなどはお手数ですが、商品名をWEB検索して探してみてください。 |
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価格 ¥ 4,903 | |
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なんて、こんなアイテムを最初に購入しましたが・・・
私のやりたかったことはどうやらほぼ出来ないことが分かった
私のやりたいこと・目的は現時点(2015/10/28)でDACやDAPを作ることです
しかも、MP3プレイヤーみたいな子供だましではなく、ハイレゾ
Hi-resの音源を使って368をkHz/32bit及びDSD128以上の再生を実行することです
このARM系8bit MCUで何が問題か?
速度的な問題もあれば、足の数と言うかやれることI/OがArduino Unoじゃまったくもって足りない
32bit処理出来なきゃハイレゾの32bitってかなり厳しいよね・・・
(8bitを4回は厳しい)
とりあえずビットマップで遊んでみた。
私が最初にはまったこと2
そこで次に手に入れたのがRX621の開発キットだ
キットは秋月電子に行ってもらえれば購入可能だ、使い方とか学びたい人は本を買うと良いかも

ちなみに、私は本当に息詰まるまでは本に頼るつもりはない

本読む方が良いかもしれないが、ネットでも情報は入るし結局のところデータシートを見て実践していく方が楽しいのもあるからね

一応、本職はゲームプログラマーなので全くハードウェアの知識がないわけじゃない

で、RX621なのだがスペックはかなり良い

データシート(マニュアル)を見た時は外部メモリSDRAMも使用できるし3.3v駆動なのでLi-ion辺りの電池でも動くと考えることが出来た

だが、見誤った・・・

秋月で販売されているRX621は実際のところ型番が「R5F56218BDFP」である

100MHz CPU/512KB ROM/96KB RAMとスペックはDACとかDAPとかやっていけそうな気がする

だが、I/Oに問題がありSDRAMに対応していないことが分かった

R5F56218BDFPは100ピンタイプ

SDRAMのメモリコントローラは144ピン以上のタイプから利用可能だ

痛感のミスなわけだがまあ、そこまで高いものではないので144ピンを独自に取り寄せることにしたのだ


マイコンにはやれることが限られているし消費電力や価格やスペックあれこれ多種多様

なので、販売されているMCUが多くなるのも必然です

自分の目的を果たすために必要な能力を持ちつつ、宝の持ち腐れになってり電池の無駄消費をしないように適度なものを選ばなくてはいけないのだ

DACには映像系はいらない


DAPには確実にアルバム情報とか曲選択とかプレイリスト制御とか液晶やアナログ操作が必須となる

100MHzでどこまで出来るのかは非常に気になるところだが、この先はやってみなきゃわからない

教えてくれる人も実際少ないと思うし聞いたところで理解できるか、文字や図で理解不可能ではないが・・・
やっぱり作って楽しむのが手作りの醍醐味

ちょっと回り道して悩んで駄目だったら誰かを頼る

そんな風に物事を進めるようにすると意外と色々なスキルが身についたりするのが楽しいもんだ

なんて、格好つけるだけつけて終わりにしますよぉー

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