オペアンプの選び方
投稿日時 2016/05/31 02:26:55いらっしゃいませ
おとは~どぅぇぁの社 へようこそ(〃゚д゚〃)
電子部品選びの番外編
オーディオマニアに人気のOPAMPについてまとめていきます
※音質に関しての良い悪いは好みなので細かく言及はしません☆
OPAMPの役目はアナログ信号の増幅処理です
おとはは主に音声の増幅にしか使っておりませんがそれでもかなりの種類が用意されているのでOPAMPの選び方1つで雑音ダラケにも綺麗な音にも早変わりです
他のサイトでいっぱい紹介されているので細かな理屈は抜きにしてシンプルな部分にだけ焦点を当てて紹介しますね
OPAMPを選ぶ際に重要なのは 駆動電圧 です
特に電源が 単電源 ではなく
両電源
タイプが多く、レールスプリッタICなどを利用して+電源と-電源を作り出したり一工夫が必要になります
その次は1チップ内に含まれている回路の数です
オーディオで利用するOPAMPの場合は1回路か2回路かで配線が変わってきますし間違って利用したら正しく動作しなくなったりICを破壊してしまう可能性があります
既製品のOPAMPを交換して楽しむ際は仕様を理解した上で自己責任で行いましょう
上の写真ですが上部の1個ずつになったOPAMPが2回路入りのシンプルなステレオ用に利用できるOPAMPで下部が2個セットでステレオに出来るOPAMPになります
駆動電圧も様々で±4vくらいから+18vなどあります
おとははOPAMPを波形の増幅として利用しているので音質に関して好みに合うものを選んでます
お値段は高いですがMUSES02やMUSES01辺りは買って損ではないかなって思うようなクオリティーがあるかと思っておりますが個人差は様々なので興味と買って失敗しても良いって思える人は手を出してみては如何かと思います
MUSES以外にもいくつかありそれぞれの差はそこまで大きくなく実際なところは聞き比べて好みのものを見つけていく地道な作業になってしまいますので他の方の意見を取り入れて選んでみるのが間違いは少ないと思います
MUSES02とMUSES01それぞれお気に入りではありますがそれぞれの差としては駆動電圧にありMUSES02はポータブル駆動5vが楽にできますがMUSES01は18vほどの電圧を両電源に分配した上で利用する必要があるので5vからだと昇圧回路が必須になります
OPAMPを実際に組み込みして利用する際に関してはDAC ICがあればDAC ICのマニュアルに参考資料としてフィルター回路が乗っているものもあるのでそちらをご参照ください
旭化成の高品質DACチップのAK4495やAK4490の仕様書には参考資料がついているので非常に参考になります
AK4490の仕様書付属のフィルター回路をブレッドボードで再現してみた
DACチップはまた別の機会にご紹介していこうかと思います。
ではっ
直近記事のリンク
< | 電子部品選び2 ~IC編~ | | | 開発工具 ~基本編~ | > |